お茶と和雑貨の店 大正園

宮城県仙台市青葉区中央1丁目8番33号

営業時間:10:30~18:30(年中無休)

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ナンシュウのちょっと一服 その19

 9月になると一番最初に香ってくるのが金木犀。あの香りが漂ってくると秋が来たな、と感じます。

金木犀は中国から江戸時代に入ってきたそうです。金木犀の香りは精神を癒してくれる香りでもあり、アロマテラピーでは鎮静効果のある香りだそうです。

香りはヒトの感情や行動、記憶を司る大脳辺縁系に直接働きかけ、さまざまな効果を与えるそうです。

癒しだけではなく、物事を決めたり、整理したりすることにも効果があるようです。

お稽古の際にお香をつけていますが、これも一つの癒しになればと思います。

9月のお稽古は8日、22日です。

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ナンシュウのちょっと一服その18

 8月はお盆があります。
ご先祖様がお帰りになるのをお迎えするという行事ですね。
新盆のかたは、亡くなった方が迷わないようにと杉の葉っぱで目印をしたりと、その土地土地で習わしがあるようです。お茶の世界も茶祖と言われるかたがいて、その教えを踏襲し、現在まで続いています。9月には織田流の法事のような行事も行われます。先祖を大切にするということは、今の自分をみつめなおすこと。先祖がいて自分がいることを再度考えてみるいい機会ですね。先人たちの知恵、言葉、考え方、お茶のお稽古を通して、学んでいきましょう。
自分を見つめなおすことにつながります。
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8月のお稽古日は11日、25日です。

ナンシュウのちょっと一服その17

7月になると、夏らしいイベントが始まります。

浅草の「ほおずき市」もその一つで、風鈴と一緒にほおずきの鉢植えが売られています。

ほおずきは赤い実が魔除けの意味だったり、観音さんの縁日が由来したり、ほおずきの実が万病に効くということから始まったなど諸説ありますが、あの赤い実を見ると夏を感じさせられます。また、お盆に仏壇にほおずきを飾るのは、ご先祖様がかえる場所を間違えないように飾るとも言われており、それでほおずきを「鬼灯」と書くとも言われているようです。

季節を感じることもお茶のお稽古の一つです。

7月のお稽古日は14日、28日です。ご見学も可能ですのでお気軽にお問合せください。

ナンシュウのちょっと一服 その16
初夏が過ぎると、東北では麦秋と言って麦の収穫の時期になります。
麦という植物は、日本では弥生時代から作られており、その当時は重湯などで食されていたようです。明治になり、外国から小麦がはいり、製粉の方法も確立され、生産も広がり、パンも販売されたようです。
お茶としては「麦茶」。日本では平安時代から飲まれていたようです。麦茶の効能も血行を促進したり、ほてった体を冷やしたりと、夏にぴったりの飲み物です。衣替えも季節になりました。新緑の季節から、梅雨を過ごし夏になるのが待ち遠しい。お稽古を通して、お茶の種類も覚えていきましょう。

6月のお稽古日は 9日 23日です

 

ナンシュウのちょっと一服 その15
5月の声をきくと、新茶がまちどおしくなります。
新茶は、柔らかい香りと甘さがあるような気がします。
先日、とある会合でお茶の成り立ち、緑茶や煎茶のルーツ、現代はペットボトルのお茶が主流だが、どのお茶がおいしいのか、など質問がありました。
ペットボトルのお茶は各社試行錯誤をして作っており、おいしいお茶なのだとは思いますが、やはり急須で入れたお茶は、心を潤すともいわれ、お茶を入れる空間、設えなどもお茶のおいしさの要素となっております。
煎茶をいただくときのお菓子も大事です。
おいしいお茶とおいしいお菓子。和菓子も日本人の丁寧な仕事があってこそですね。四季折々綺麗なお菓子があります。
おいしいお茶とお菓子があり、丁寧なお点前がある。
そうやって入れたお茶は心を潤すのです。


5月のお稽古日は 12日 26日です

ナンシュウのちょっと一服 その13
4月がくると、会社や学校、世の中の新しい風が吹いてきます。
新しい場所、人。毎年ルーティンのように行われる行事も、人が変わると雰囲気が全く違ってきます。
お茶も、お茶会は毎回毎回違います。
同じ設え、同じ場所、同じお菓子、同じお茶碗、同じお茶をお出ししても、天気、気温、おいでいただくお客様、世の中の動きなどいろいろな条件がそれぞれ違って、二度と同じお茶会は二度と開けない、一度きりのものと思って心してお茶を点てるようにという意味です。
同じように思えても毎日毎日、新しいことの繰り返しです。
一日一日を楽しんで過ごしましょう。新しいことばかり!

4月のお稽古日は 14日 28日です

 

ナンシュウのちょっと一服 その12
2月になりました。
一年で一番寒い時期ですね。2月は「如月」とも言われますが、その意味はというと「衣類を更に重ねる」という意味だそうです。寒いのでということですね、
2月と言えば「立春」豆まきをして「福」を呼び込む。
フキノトウも芽を出し始める時期でもあります。
寒い寒いといいながら、春は確実に近づいています。
梅も桜も寒い時期にはつぼみを出す準備を整え、暖かくなってから一気に花開く。
人間も同じです。うまくいかない時期があっても、こつこつと努力しましょう。
うまくいくようになると一気に花が咲きます。4月には花が一気に咲くように。

2月のお稽古日は10日と24日です。

ナンシュウのちょっと一服 その11
あけましておめでとうございます。
新年を迎え、皆様お健やかにお過ごしのことと思います。
お茶の世界では、お正月を迎え、お家元が初釜や初煎会をしてからみんなのお稽古が始まります。
心新たに、今年一年も精進して、お点前、書などを勉強していきましょう。
日本は日の本の国、太陽を信仰する国とも言われます。
天照大御神が国の始まりとも言われております。
初日の出をみて、一年、頑張っていこうと誓うこともいいですね。

1月のお稽古日は13日と27日です。

ナンシュウのちょっと一服 その10
12月は「師走」といって、お坊さんも走るくらい忙しい時期になりました。
また、クリスマスもあり、お正月には初詣もありますね。
これほど宗教が混在して年中行事として行うところもないくらいかと思いますが、日本人は「神道」のくに。八百万の神がおりすべてを受け入れ、自分の中に取り入れる。だからこそ共存をしているのだと思います。
人も同じだと思います。色々な人がいて、色々の考え方がある。拒絶するのではなく、受け入れ理解する。理解できない場合は、見守る。人付き合いも同じですね。
柔軟な心で、すべてを甘受することですね。
一年が終わります。今年一年はどんな年でしたか。
わたくしにとっては、お稽古をはじめ、沢山のみなさんに助けられ、感謝の一言の一年でした。ありがとうございました。
お歳暮お正月の準備で忙しい時期です。体に気を付けて、新しい年を迎えましょう。
来年もよろしくお願いいたします。


12月のお稽古日は 9日・23日です。

みなさん笑顔♡

池坊教室 はじめました
初めての方でも、お花に興味のある方なら、手ぶらでお越しください。ハサミなど用意してあります。時間内であれば、ご自由に都合のよい時間に短時間でお稽古できます。気軽にはじめてみてください。

ナンシュウのちょっと一服 その9
11月になり、お抹茶の世界では「炉開き」といって「風炉」という釜を温める道具から「炉」という冬の仕様になります。煎茶の世界は、1年中「涼炉」をつかいますが、冬になると「玄米茶」「番茶」などを入れ、熱いお茶をいただく楽しみ方があります。番茶は「生番茶」を揃っていただきます。部屋中に番茶のいい香りが広がり、心も癒されます。玄米茶も香りが広がり、おいしいですよね。季節季節で煎茶を楽しんでみるのも一興です。
庭の紅葉を眺めながら、一杯の玄米茶でお菓子をいただく。
とても贅沢な時間ではないでしょうか。


11月のお稽古日は11日・25日です。

 

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ナンシュウのちょっと一服 その8

10月になり、秋がどんどん深まってきます。
仙台の街路樹の銀杏の木も、銀杏の実がたわわに実って色づき始めています。銀杏の実を煎って食べられるのももう少しですね。銀杏といえば、秋の紅葉時には黄金色になり、歩道橋の上から見る街路樹の黄色のさまは美しい景色が圧巻です。
銀杏は「公孫樹」ともいわれて、孫の代にならないと実がならないとも言われており、また、寿命が長い木とも言われます。
茶道でも、お菓子や銀杏の形を型抜きした棚など、銀杏をモチーフにしたものがさまざまあります。
秋の夜長に、月をながめながら、銀杏の実を煎って、深まりゆく秋を楽しむのも一興かと思います。
お酒の後はあたたかい玄米茶や番茶を楽しんでみてはどうでしょう。

10月のお稽古日は14、28日です。

あぶら絵にしか見えない?

手作業の技(ちぎり絵教室)
当店2階フロアーで開催されている「ちぎり絵教室」。花や風景など、季節を彩る様々な色の和紙を使って作ります。
全てが手作業なのが、すごいところ。
一つ一つ、和紙をちぎって作ります。

皆様も一度お試しください

ナンシュウのちょっと一服 その7

今年の中秋の名月は9月15日です。毎年、中秋の名月の日にはススキを飾ったり、団子を飾ったりします。

そもそもお月見は、月が風流なだけではなく、収穫をお祝いするためのものでもあったそうです。

「芋名月」「豆名月」「栗名月」などあって、その時々で収穫のお祝いをするのが習わしのようでした。

もちろん昔は陰暦でしたから月の満ち欠けで暦ができていましたので、お月さまとは切っても切れない生活をしていたこともあります。

今では月に旅行に行くこともできるようになりましたが、昔は遠い存在で、信仰の対象でもあり、ウサギが住んでいると思われていましたし。そのほうが風雅で愉しみがありますね。

お茶を飲みながら月の美しさを堪能してみるのも一興です。

9月のお稽古は9日と23日です。

ナンシュウのちょっと一服その6

毎日暑い日が続きます。仙台では「七夕まつり」にそれぞれの店舗や子供会など七夕飾り作りをしています。

七夕の短冊、願い事を書きますよね、あれは、もともとは五色の糸を使っていたらしいです。それが願い事を書く、短冊に代わったそうです。五色の赤・青・黄・白・黒もそれぞれに意味があるようです。

今は黒が紫に代わっています。その中で紫は昔から高貴な色といわれています。聖徳太子の時代には紫は最上位の色で庶民には使えなかった色でもあります。

色のもつイメージは強く、着ている服の色、部屋のカーテンなど人の印象や感情も左右されますね。

毎月のしつらえも季節に合わせて花の色、花器の色などを選びます。

夏は涼しげに、冬は暖かく。

着物、お茶碗もそうです。色で楽しむことができます。

お茶席を色で楽しみましょう!

 

8月のお稽古日は12日、26日です

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ナンシュウのちょっと一服 その5
七月といえば「七夕」。一年に一度織姫と彦星が逢瀬を楽しむお話しが有名ですね。
先日、京都の宇治の黄檗山万福寺で一年に一度の煎茶道のお茶会が開かれ、「織田流」もお席を持ちました。
黄檗山万福寺で行うのは、日本における煎茶道の開祖である、隠元隆琦が開いた禅宗のお寺だからです。
そもそも、煎茶は、お抹茶の「わびさび」とは違い、文人たちがお茶を飲みながら話しをする「煎茶趣味」というものがあり、「風流」を重んじます。
四季折々、季節に合わせた自由なしつらえの中で煎茶を飲みながら、文人たちが文学や絵画などの話に花を咲かせ「風流」を楽しむ。それが煎茶道の楽しみ方です。
煎茶道は形式にとらわれず、お茶を楽しみことが一番です。
また、「売茶翁」により、お茶売りも評判になりました。
江戸時代は、煎茶の製法も改良され、京都や江戸で楽しまれていたそうです。
「風流」を楽しむことは、自然をたのしむことでもあります。
七月は「七夕」。夜空を見ながら、星にまつわる話などでお茶を楽しんでみてはいかがでしょうか
おいしい煎茶をいれられるように、お稽古しましょ。
7月のお稽古日は8日、22日

ナンシュウのちょっと一服 その4
梅の実を育てる「梅雨」の季節になりました。
雨ばかりでいやだなと思うでしょうが、色とりどりのアジサイが咲いたり、梅雨の晴れ間を喜んだり、梅雨だからこそたのしめることが沢山あります。
梅雨の雨のお陰で森が育ったり、苔が育ったり、恵みの雨になります。

6月の書は「一雨潤千山」です。
この言葉は、すべて、みな平等に雨が降り注いで、千の山を潤しています。
大いなるものの恵みは平等に与えられていますという意味です。
それをどのように自分で生かしていくかは、一人ひとりにかかっています。
山も川も海も人里も、みな同じように恵みを受けています。一人一人が自分に与えられた恵みを感じて、感謝していきていくことにより毎日が充実していくのではないでしょうか。
自分が充実していればこそ、人にも優しくなれる。人に対して寛容にもなれます。
織田流の口伝には「相手に窮屈な思いはさせない」「相手に恥をかかせない」「相手に満足を与える」という3つの口伝があります。自分が日々に満足していればこそ「相手に満足を与える」ことができると思います。
梅雨を疎ましく思うこともあるでしょうが、雨の季節だからこそ、家の中で、雨の降るのを見ながら、自分に与えられた恵みは何かを考えてみるのも一興かと思います。
6月のお稽古日は10日 24日です。

 

ナンシュウのちょっと一服 その3

桜の見ごろもソメイヨシノから八重の牡丹桜に移り、新緑の季節を待つばかりとなりました。柔らかい緑の葉っぱは風に揺れる、朝露に濡れている様は、この季節ならでは。浮き立つような気分になりますね。

お茶の葉も柔らかい葉が出てきて、新茶の季節のなります。お茶の文字を見てください。草冠に八十八の文字をかくとお茶の字になります。
一年に一度の新茶の季節を楽しみましょう。
お茶の種類はいろいろありますが、煎茶と玉露の違いは作り方から違います。
煎茶は太陽をいっぱい浴びて育つのに対して、玉露は覆いをかけて太陽の光を遮断して育てます。そうすることでうまみ成分だけを残すことができ、甘味のあるお茶となります。

そうやって、覆いをかけて育てる手間のかかるお茶のため、玉露は高級なお茶といわれまた、うまみが凝縮されておいしいお茶となります。
織田流の点前の中に「啜り茶」(すすりちゃ)という点前があります。
小さな蓋付きのお茶碗の中に玉露のお茶を入れ、ぬるめのお湯を注ぎ、しばらくして、蓋をずらして、お茶をすすってのむ点前です。
玉露のうまみだけをいただくことが出来ます。
贅沢な飲み方ですが、一度飲むと、こんなにお茶っておいしんだと感じます。
外国の方には、感じていただけないかもしれませんが、日本の方ならば感じていただけると思います。
織田流の「すすりちゃ」飲んでみたいとおもいませんか?
5月のお稽古日は13日と27日です。

ナンシュウのちょっと一服 その2

春一番のような強い風が吹き荒れ、仙台にも本格的な春の兆しが
やってきたような今日この頃、心もうきうきと弾むような感じです。
4月になると、新しい環境に行く方もいらっしゃるかと思います。
なんでも初めてのところは、わからないだけに不安もいっぱいになるでしょう。人間関係も難しい。しかし、みんな同じです。不安なんです。そばにいる人に話しかけてみましょう、きっとみんな同じとわかります。
織田流の口伝の一つに「相手に恥をかかせない」という文言があります。日本の文化は「恥」の文化ともいわれております。相手の立場に立って、相手に恥をかかせないように対応すれば、人間関係もうまくいきます。

織田流のお稽古を通して、人間関係も円滑にしていきましょう。
4月のお稽古日 8日、22日です。


 

ナンシュウのちょっと一服 その1
 

立春もすぎ、春の気配が聞こえてくるこの頃、
短い2月に急き立てられるように、日々が過ぎていきます。
 さて、織田流煎茶道のお稽古が三月から始まります。まずは、織田流のお茶席とは?ということから。
煎茶というと、うちで飲むものとお思いだと思います。
それだけ身近なものをいかに美味しくいただくことができるのかというのが、織田流煎茶道の醍醐味でもあります。
また、織田流にしかない「啜り茶」(すすりちゃ)というものがあり、それも楽しんでいただきたいと持っています。

3月のお稽古日は11日と25日。
14~20時の間やってます。お茶、飲みましょ。

 

                       渡邊 南秀